2016年11月16日水曜日

11月(秋本番)/親子バス遠足(まかいの牧場)/運動会

さくらんぼ園園長 和田晴世

秋本番になりましたが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
先日、奈良春日大社式年造泰に行ってきました。今年は、20年に一度の第60回式年造泰にて、11月11日~13日までは、正遷宮初まいりとして、11日午後1時~国宝御本殿特別参拝が無料開放されて、夜は、境内三千基の石燈籠と釣燈籠すべてに浄火が点す奉祝万燈籠が実施され、厳かな雰囲気につつまれました。
7日からは、舞楽奉納や大蔵流狂言などが催され、めったにない機会なので、奈良観光協会に10日の大蔵流狂言を申し込んでみました。
本当は、舞楽奉納が見たかったですが・・・・・
奉祝奉納狂言の内容は、思ったよりわかりやすいもので、腰祈と蛭子大黒。猿むこなどお祝いの演目でした。午後4時30分には、灯篭に灯りが入り、幻想的雰囲気の中で、古典芸能を鑑賞できるのは、本当にすばらしい経験でした。
長谷寺の紅葉は楽しみでしたが、少し紅葉には早く残念。しかし、特別ご開帳の本尊大観音尊象(重文)の迫力と荘厳さに驚き、また御本尊十一面観音菩薩を仰ぎ見て拝みました。
その後、長谷寺舞台での、思いがけない和太鼓とバイオリン演奏会があり、その演者が、長谷寺で修行した愛知県の副住職達(40歳以下)と修行中の高校生と総勢8人でした。
チャルダッシュの名曲を、和太鼓とバイオリンのコラボレーション 合うとは思わなかったのですが、聞き終わった感想は、ブラボー!! ブラボー 感動しました。
ホールの中で聞いているより、雰囲気があり素晴らしかったです。

さくらんぼ園では10月15日に運動会が終わり、11月2日には、親子バス遠足を実施。大型バス2台で、富士宮市まかいの牧場に行ってきました。
平成24年の親子バス遠足のまかいの牧場は、雄大な富士山が見られた素晴らしい天気でしたが、今回は、島田を出発の時に曇り空・・・新東名高速を走り出すと、途中の区間でバスのフロントガラスに雨があたり心配になりました。しかし、狐の嫁入りか?直ぐに止んでくれて、ほっとして空を見ると、高い雲の合間に一箇所、青空が覗いています。
「やっぱり、晴れ女かな?」現地に着くと高原の冷え込みはありましたが、太陽も覗き始め、子供達は元気いっぱいに、広い芝生の広場を走り回り喜びにあふれていました。
まかいの牧場では、施設の係りの説明後、おいしい牛乳が飲めるのも魅力です。
「この牛乳は、60度の低温で、長い時間かけての殺菌で、本当においしい牛乳です。
普通は、130度の低温殺菌なので、あの独特なにおいがあります。其のにおいは、牛乳のこげた匂いです」と説明がありました。
いつも、あばらっては飲まない牛乳を、3杯飲んでいた2歳児には驚きました。
年に一回の親子バス遠足は、保護者交流も目的の一つです。
総合病院では、病棟勤務で、また、診療科ごとでしか交流がないのか、保育園に子供が入園して、知りあうことも多いようです。また、ドクターも看護師も、保育園の親として、同等な立場で交流がもてていいのでしょうね。
子供を通じて、お友達や知り合いになった、保護者の方が多いことは嬉しいです。
写真で楽しんでください。




何日か経って、平成24年11月2日の第2回目まかいの牧場親子バス遠足の記念集合写真が見つかりましたので、お迎えに来たときに、ご父兄に見せてあげると
「この子はだあれ?」「あのおかあさん?若かったね」「この時は、すばらしい富士山」etc・・・記憶をたどり、口々に話している姿が見られました。
「そういえばあの時に、怪我をした〇〇君がいないけど、もっと前の第1回目のまかいの牧場遠足だったのか?」とか「わたしも若かったね」「〇〇先輩は?」とかetc  懐かしさがよみがえってきましたね。
年月日に入った記念写真(1000円)は、改めて、良い記念になると感じました。
第1回目のまかいの牧場親子バス遠足に参加した2歳児だった子供が、小学4年生だと思いますが、懐かしいですね。

☆ あひる組の子供達は、遠足の後で、自分達がうさぎになり遊びました。うさぎの耳を紙の冠に作り、庭で跳ねとんで遊びました。かわいらしい姿でした。



☆ご報告の行事が、逆になりましたが、今年の運動会も、凄い盛り上がりが見られて嬉しかったです。
今年は、じんべいざめの水族館入り口で、親子や家族の記念写真を撮りました。
体育館の平面の壁には、秋の風情の運動会・・・子供達の作った全員のトンぼが飾られ、真ん中で、こうもりが大きく羽を広げている動物の綱引きや鈴割が描かれています。
なかなかの出来栄えでした。

競技は、毎年、保育士が子供の能力と体力を考えて演目を決めていますが、今年も、賑やかなすばらしい出来栄えでした。
0歳児は、ハイハイする姿が可愛く、愛おしいです。
1歳児は、少し成長した姿を見せてくれました。親子競技は、絵本が大好きな先生と子供たちなので、「ぞうさんの散歩」の物語になっていましたね。
2歳児は、またまた成長した姿で、最後はのり巻き姿が、何とも微笑ましかった。
3歳児以上は、バルーンを使ったり、鉄棒やなわとび、フラフープ 片端とび 平均台 
編み潜りetc と内容が豊富でした。
何回も、体育館に通い練習しました。
0歳児から5歳児まで、すべて年齢別のプログラムになり楽しめました。
そして、うさぎ組の「演舞 そうらん節」は、3ケ月前から、衣装を始めとした構想を練ったもので、おみこしも、みんなで作りました。凄かったね。
運動会だけの発表では、もったいない気持ちがします。



また、うさぎ組の中の4人は、来年4月から小学生になりますので、
プログラムの中で(力いっぱい)は、一人ひとりの努力した姿の発表でした。
鉄棒やなわとび、フラフープ 片足とびetc 最後のさくらんぼ園運動会を子供ながらに意識してがんばっていました。
皆様、応援と心からの声援をありがとうございました。
卒園児や祖父母競技 そして、毎年の圧巻の見せ場競技が、保護者の綱引きです。
今年は、赤組の2勝に終りました。
凄い迫力にびっくりです。また、若いドクターが、抜群の運動神経を見せてくださったのも
印象的な綱引き競技でした。
最後は、親子、来賓の方々など、みんなで演じる恒例のダンスです。
毎年、1曲目は親子ダンス。2曲目(にんげんていいな)は、今流行の言葉、絆そのものです。毎年感じるのは、参加者の雰囲気で、こみあげるものがあります。
一つの輪になり、肩を組み、背をトントンしたり、握手とすばらしいダンスですね。
そして、子供達が、運動会にごほうびをくれる、やさしいおじさん(子供の正直な言葉をそのままに伝えます)・・服部事業管理者から順番にごほうびをいただきました。




①塩田ももかちゃんのお家から、初めての運動会参加の感想を戴きました。
その中で、印象に残った言葉は、(自分達がいつも見ている子供の姿でない姿や態度、行動が見られたetc )家庭では、その子だけの姿ですが、保育園は、集団行動や集団生活です。
保護者の方が、思っているより何でも出来る子供達ですetc いろいろな気持ちがこめられた素晴らしい感想文でした。ありがとうございました。
②卒園児の竹中わかなちゃんからも、お手紙を戴きました。
仲良しの花  「わらって いっしょ なかよく みんなで 」と良い言葉が書いてありました。あやかちゃんとゆうかちゃんのお迎えに、おじいちゃんとまた来てくださいね。
お手紙ありがとう。
③一番上は中学3年生になる4兄弟姉妹が、さくらんぼ園の運動会があると聞いて
「なつかしくって、見に来たよ。」と応援に来ていました。4人とも、さくらんぼ園から
小学生になった兄弟姉妹です。 
いつまでも、よき場所として、さくらんぼ園が子供達の心にあるのが、嬉しくなりました。

2016年8月4日木曜日

8月(アサガオの季節)/バス遠足(東海大学海洋博物館と恐竜館)/花火教室/看護学生との交流

さくらんぼ園園長 和田晴世

例年なら、汗びっしょりかいている毎日ですが、梅雨に戻ったり、初秋のような涼しさ?を感じ、雨も雷もありませんね。そして、いつもの夏より、蝉の声も静かな感じがしませんか?
宮沢賢治の「寒さの夏は、おろおろ歩き・・・」を思い出し、稲の生長が心配になりました。
しかし、植物は正直に季節を感じ、「アサガオが咲いた!!」 と喜ぶ子供達の声が、毎日聞かれるようになりました。
うさぎさんが栽培している植物の中の一つ・・綺麗なアサガオが咲きだしました。
写真で楽しんでください。

☆バス遠足(東海大学海洋博物館と恐竜館へうさぎ組(3・4・5歳児)

7月21日に、うさぎ組(3・4・5歳児)は、28人乗りマイクロバスで、静岡清水三保の東海大学海洋博物館と恐竜館にバス遠足です。
今年の夏は、うさぎ組は園外の体験学習を多く含めた、カリキュラムをたてました。
その一つ・・・今日は、水族館と恐竜を楽しみます。
初めに、丸型水槽の大きなうつぼにびっくりしたのが始まりで、その後は、海洋博物館の大型水槽に歓声があがり、その中に泳ぐ大型のサメやマンタ、こぶ鯛etcにびっくりです。
リュウキュウノツカイの剥製にも驚きましたね。
その後は、観るものすべてに感動の声が聞かれます。
「ゆっくり、しっかり見てね」の保育士の声は半分しか聞いていませんでしたが、ふわふわゆれている水くらげの水槽に顔をくっつける様に、静かに見つめる子供が5~6人いたのが、なぜかとても印象的でした。
また、子供の反応が面白かったのは、みず蛸の水槽でした。右上に張り付いている大型のみず蛸が保育士にはわかるのですが、子供達は吸盤のおおきな事にのみ関心が行き、びっくりしているようでした。全体に得体の知れない生物にみえたのかな?
次に、「園長先生!ニモとドリーがいるよー。」と子供達が歓声をあげた場所には、沢山のカクレクマノミとナンヨウハギの水槽が現れました。そのカクレクマノミの数にも驚きですが、種類の多さにも驚きです。
その後、奥の階段を登ると生育場があり、海洋博物館で繁殖しているカクレクマノミの成長が見られます。そこで、子供達は、ニモの正式な名前も知ることができ、とても面白がっていました。映画「ニモとドリー」の生態を身近で観察することができて、一層親しみが増したようでした。



そして、「先生!レタスも食べるんだって?」と子供の声。
水族館で魚達に与えている餌の展示を見て、レタスがあるのに、子供だけでなく大人もビックリ。
その後は館内をめぐり、ロボットの魚がいっぱいいる場所に到着すると、係のお姉さんが水の中で動くロボットを動かして、ひとつひとつ紹介してくれました。
みんな興味深げに見ていましたね。

昼食後は、恐竜館見学・・・東京八王子の小学生(一泊二日)と一緒になりましたが、さくらんぼ園の子供達も探究心(?)旺盛。アンモナイトの化石・人間の頭蓋骨見本・プロントザウルスやマンモスなどの骨格見本が沢山展示され、その余りの大きさに、驚きを隠しきれない様子でした。
そして、6メートルの鯨の骨見本も、鯨全体の大きさに驚き、1つ1つの骨の太さにもびっくりしていました。
普段の3・4・5歳児では考えられない程に、みんな一生懸命に見学していました。興味を持った子供が多かった様です。
遊園地も楽しいですが、博物館も楽しいですよ。是非親子で行ってみることをお勧めします。


☆花火教室 7月22日(金) 

消防署の男性消防士が3人と女性救命士さんが1人来園して、隣地の空き地で、初めての花火教室を開いてくださいました。
初めに、うさぎ組だけで話を聞いて、正しい花火のやり方や注意する事を学び、そして、花火を実際に2回ずつやらせていただきました。
途中から、あひる組(2歳児)りす組(1歳児)ひよこ組(0歳児)も参加しました。
最後には、消防自動車の前で記念写真。
子供達の憧れの職業の一つの消防士さんと消防車を見られて、昼食時もお互いに感想を口々に言いあってました。
当日の様子は写真で見てください。

☆看護学生との交流

看護学生(2年生)が、21人ずつ、7月25日と26日の2日間(10:30~12:30分)見学実習に来ました。
実習目的は、 健康な小児を知ることで、小児看護の対象理解への手がかりとすること。
子供たちは、年齢別に少人数に分かれました。うさぎ組の4・5歳児は、カバさんプールに出かけたので、6人の学生がカバさんプールに引率に行きました。
ひよこ組(0歳児)は、当日、休みがいて、7ヶ月のちえみちゃん1人でしたが
看護学生は、モロー反応を試したり、おんぶしてみたりと人形では感じられない体温を背中に感じ、おんぶも積極的に試みていました。
そして、初めて食事介助しながら、給食を一緒に食べました。感想は「おいしかった。楽しかった。」でした。


看護学校設立当初は、保育園実習は一週間ありました。その後の病棟実習の前の癒しの期間のように、看護学生は感じていたのでしょうか?
当時の特徴のあった看護学生は今でも目に浮かびます。昔のことですが、市立第二保育園時代に実習に来た3人の女子は忘れられません。思い返すと、笑えて来る楽しい思い出ですが・・・
一人は仙台に帰り、静岡清水区のK子さんは、素敵なママになり、私がさくらんぼ園に来たと知り、家族で会いに来てくれました。その時点では、子育てをしていましたが、2年前から看護職に復帰しました。・・・今でも、年賀状をくれるので、近状がわかり嬉しいですね。
残念だったのは、やはり、20年位まえの看護学生3年生の最後の病院での実習が終わり、あと何ヶ月すれば国家試験を受け正式に、看護師として働けたのに挫折した四国出身のOさん。
実習何ヶ月後に市内のコンビにで偶然あって、その事を知り本当に驚きました。その後、四国に帰るときに連絡をくれたことを時々思い出します。
今は、どうしているのかな?
看護学生が全員、正式に看護職につき、市民病院で働いてくれることを願っています。
総合病院は、各科の連携が取れていることが、患者にとっての安心・信頼です。
先日、自分が受診の時に、側にいた2人の患者さんがこんな話をしていました。「俺は、既往症で前から市民病院に罹っていたが、今度、他の科で腹部の手術をするにあたって、以前に心筋梗塞をやっているので、不整脈があり、手術の時にとても心配だ。しかし、市民病院なら前からお世話になっている先生がいるから、何かあってもきっと処置してくれる。」患者としての、素直な気持ちは共通していると感じました。実は、個人的に同じような気持ちになったことがあったのです。正直に、その不安の気持ちを主治医にお話をすると、手術の前に、循環器の処置をしてくださり、その不安は、安心に変わり、信頼にも変わりました。連携という言葉がこんなに大きく心に残った経験は初めてでした。
さくらんぼ園は支援保育園として、お互いの連携を大切に、子供の目線を大切に保育するように、こころがけています。

子供からのクイズです、わかるかな~?

Q1.パンはパンでも、食べれないパンはなあに?

Q2.飲むとおこられる飲み物はなあに?




2016年7月14日木曜日

7月(プール開き)/野菜の栽培/子供達の作った夏祭りのお店/うさぎさんとの会話

さくらんぼ園園長 和田晴世

保育士が、プール遊びの準備をしている横で、待ちきれない子供達が「あといくつ寝たら、プールにはいるの?」とせがんでいましたが、いよいよ暑い、暑いと汗びっしょり掻いて遊ぶ季節到来です。
7月4日(月)に待望のプール開きをしました。
6月中旬から水をつかっての遊びがしたくて、うずうずしていたうさぎ(3・4・5歳児)さんは、砂場で水をつかって思い切りあそび始めていました。
砂山を作り、水を流すと川や湖?が出来、はだしの感触が快感です。
暑い季節になると、ひんやりした水や砂の感触は、たまらない魅力なんでしょう。


今年の夏は、交流保育でなく、中央公園のカバさんプール(戸外)やローズアリーナの室内プールを、3・4・5歳児は多いに利用する計画です。その日は、りす・ひよこ組の小さな子供が保育園プールを思い切り使います。
先日、7月の保育希望表には、カバさんプールとローズアリーナの利用予定日を書いてお知らせしましたので、元気に参加して、猛暑の夏を、楽しい思い出にしましょう。

夏は、戸外遊びを思い切りさせられない日もあります。気温が高く、熱中症にかからないように気をつけなくてはなりません。毎年、麦茶を用意して、いつでも水分補給できるように注意してます。
6月始めは涼しかったので、自分達で作った風船ロケットを隣接する空き地で飛ばしてみました。飛ばし方の工夫を各自がして勉強にもなり楽しかったね。


春に植えたキュウリやミニトマトが実り、自分達が試食しました。
いつも、生の野菜は苦手としている子供も、こんな時は「うまい!! うまい」と食べるので不思議ですね。
栽培には、おもいやりの心も知ったようです。植物の成長をまじかで見られることが、うれしいと感じる子供が増えているのは、食育の成果?でしょうか。
先日は、ミニトマトなどを使って、ピザを作り、3時のおやつに食べました。
ピザの皮は、ギョウザの皮を使い簡単に出来ていました。
蒔かぬ種は生えぬ・・・と言う言葉を思い出しました。そして、子供が喜ぶ体験を多いにさせたいと思います。



保護者の方々は、さくらんぼ園ホールの壁画に注目してくださいね。
園内は、夏祭りの提灯が吊るされ、壁には、子供達が作ったお店がにぎやかに飾られています。朝は余裕がないでしょうから、お迎えの時に子供と一緒に観て下さい。


水遊びの前の準備運動とさくらんぼ園のプールで遊ぶ子供達です。
7ヶ月のみちえちゃんは、沐浴用のたらいに入りました。






うさぎさんとの会話で、楽しいひとときを過ごしました。子供の反応には、癒されます。

○クイズ「アメンボー」

 1.アメンボーは、何故水にもぐらないのかな?
 子供の答えは、軽いから スケートやっているから はやくにげる でした。

 2.アメンボーは何を食べているのかな?
 子供の答えは、葉っぱ たまご えちゃ ニンジン 死んだ虫 でした。
 ※えちゃとは餌のことです。

 3.アメンボーは一年に一度、水にもぐるけど、それはどんな時かな?
 子供の答えは、餌をさがす お家をさがす たまごを産むため でした。

この後、答えは、「テレビの大科学実験で教えてくれていたよ」と5歳児女子が教えてくれました。
うさぎ組は、3・4・5歳児の混合クラスですから、幼い発言から、大人顔負けの子から、杓子定規でなく楽しいですよ。

○クイズ「何て、読むのかな?」(保育園勤務は、めずらしい苗字に出会えます。)

 1、度会 2、天春 3、垂髪 4、冬頭 5、三八九 6、流水 7、一尺八寸 8、月見里

答え 1、わたらい 2、あまかす 3、うない 4、ふいとう 5、さぱく 6、つる 7、かまつか 8、やまなし

保育園勤務で、出会っためずらしい苗字でした。

2016年6月1日水曜日

5月(ゴールデンウィーク)/春のうさぎ組バス遠足(浜松フラワーパーク)/ありがとうございます

さくらんぼ園園長 和田晴世

ゴールデンウィークも終わり、日を追うごとに暑く、今年の7・8・9月はエアコンがフル回転しないと熱中症予防が出来ないのでは?と危惧するほどの暑さです。
子供達は、暑くなり自然と水道の周りに集まって来ています。「お水は大切にね」と言いながら、子供達の水に集まる気持ちもわかりますので、今までのような強い口調では静止できません。これからは、水分補給が大切になります。
皆様も、水分補給をしっかりやり、熱中症予防に心がけてください。
皆様、ゴールデンウィークはどのように過ごされましたか。
私は、5月5日(木)こどもの日は、遠方にいる孫が来たので日本平動物園で遊び、日本平頂上までドライブしました。この日は富士山がすばらしく、景色に見とれた孫の言葉?に誘われるように、富士川楽座までの行きは下道を走り、帰りは東名高速で一路我が家をめざしました。
当日は、この時期のかすみのかかった富士山でなく、裾野まで雄大に広がるすばらしい富士山が見られ、孫の発する言葉には「おばあちゃん、富士山て、こんなに大きいの?すごいね!!」感動の言葉があふれていました。
本当に雄大な富士山を久しぶりに見ましたが、孫が「静岡県から見る富士山が正面なんだって。おばあちゃん!知ってた。」の言葉に、あらためて富士山に表・裏があることを意識し、表富士は、あたりまえに静岡県から見える富士山と思っていたので、何か?不思議な思いがし素晴らしく綺麗で雄大な眺めでした。
時々は、身近な風景に見える事象に目を向けると、新しい感覚で見れるものを教えてもらった気分で嬉しかったです。

春のうさぎ組バス遠足(浜松フラワーパーク)

5月19日(木)うさぎ組(3・4・5歳児14名 当日になり一人病欠)と引率職員3人が、25人乗りマイクロバスを利用して、浜松フラワーパークにバス遠足に行きました。当日は、素晴らしい遠足びより。日中の気温は高かったですが、吹く風はひんやりと涼しさを感じるよい気候でした。
フラワーパーク入り口で入場を待っていると、上空に低空飛行で大きな飛行機が横切り(?)こどもと「凄い!みて見て大きな飛行機だよ」と言うと、案内のおじさんが「あれは、飛行機の上に丸いレーダーを積んでいるんだよ」と教えてくれました。
オスプレイが浜松に?と思ったほどの飛行機で、おじさんの説明で丸いレーダーを確認しました。観測レーダーがついている大型飛行機を初めてみました。
当日は、気候がよく幼稚園親子遠足や小学生の遠足、そして、介護施設のお年寄りなどの団体が多く来園、個人の入場者も高齢の方で賑やかでした。
さくらんぼ園のこどもは、まず、園内一周のマミートレインに乗ることにして、園児は保護者がいなくても安全に乗れるドアの閉まるトレインを待ちます。大人100円 こども50円の切符を購入し、ベンチで待つと数分で到着。3人の係のおじさんが、とても親切で好印象を持ちました。
園内一周15分くらい・・・途中4ヶ所で降車できるので便利ですね。
私たちは最終まで乗車。出発駅が最終駅到着。ちょうど11時からの音楽がかかる噴水ショーが始まりました。しばらく鑑賞して、昼食場所を探しに歩きちょうどよい木陰の下で、お弁当を広げ、隣は遊園地でトイレも近く良い場所を見つけました。
1時間以上掛けての賑やかな食事を終え、トイレ済ませるとこども広場で恐竜滑り台を楽しみ、活躍後の本物のSLが設置されているのに乗り込んだりと汗いっぱいかいて遊びました。その後、バラ公園までは日本庭園を横目に歩き、丘の側面にある木造の階段を登りはじめると、園児2人の歩く速度が他のこどもと合わなくなりましたが、みんなが待っていてくれたのはうれしかったです。
疲れとねむけ?で1人がちょっとぐずり始めましたので、大型温室前でりんごとみかんジュースを一人1本購入で元気を取り戻しました。職員はホッとして、しばらくの間は飲食時間としました。
その後、ピンク・きいろ・白・・・の満開のバラ公園を一周して、最後のトイレまで階段を下がり、噴水は水を上げていませんでしたが、暑さと疲れが、水の青さの気持ちよさに、ほっとした心地よさを覚える遠足でした。
楽しい一日の思い出を、お家でお話しするね!!と園児たちが帰りの挨拶の時に口々に話してくれたのが強く印象に残る一日でした。
写真は、マミートレイン乗車後に運転手さんを交えての記念写真や、噴水の前、広い野原の中でのお弁当風景、恐竜滑り台とSLなどです。



☆うさぎ組(3・4・5歳児の16人)は、栽培などを通して、いろんな食育を体験学習していきます。
自分達で育てることを始め、収穫までの観察、そして味わうまでの過程を一年通して知っていきます。
その時々の、発見がうさぎさんには楽しいのでしょうね。
先日には、きゅうり・ミニトマト・枝豆・ピーマンなどをミニ菜園とし植えました。
収穫が楽しみですが、虫の被害も出ることを、はじめて知った子供もいました。
スーパーで購入した、野菜やくだものでない新鮮さを知ると、嫌いなものも好きになってくれるでしょう。いろいろな楽しみがあります。
フラワーパーク遠足前には、いつも、お母さんが作ってくれる(おにぎり)を自分達で作りました。といっても、お家からお弁当箱「にご飯を持ってきたのをサランラップに包んでにぎってみたのです。
ほんのちょっとしたことでも、自分で出来た喜びが、とても楽しく、嬉しかったようでした。


☆ありがとうございます。

病院管理課長だった 増田京子様を覚えていますか?
先日、子供達にお分けした 素敵な箱は(写真) 増田さんの手作り作品です。
子供達を思い、こつこつ作ってくださったと聞き感激しました。
ありがとうございました。



☆6月8日(水)より、公立2保育園との、一年を通じての交流保育が始まります。
今年から、3歳児も参加。3歳児は2グループに分けて、参加します。
1ヶ月に4回のうち、2回が4・5歳児全員 あとの2回が3歳児のグループで参加です。さくらんぼ園では、経験できない事が待っています。体調を万全で参加しましょう。
また、今年の7・8月は交流保育は休み、うさぎ組はローズアリーナのカバさんプールや室内プールの利用を多く考えています。
保護者会総会で、詳しい説明はしていきます。
夏は、たくさん広いプールを体験させていき、猛暑を乗り越えたいと考えます。

2016年3月17日木曜日

就学準備/卒園生からのお手紙/ひな祭りと誕生会/お別れバス遠足/クリスマスの思い出

さくらんぼ園園長 和田晴世

新年が明けて初めてのウエブサイト更新です。月日の経つのは早く、もう平成27年度末になり、卒園や転園にむけて、さくらんぼ園もあわただしい毎日を過ごしています。
皆様には、いかがお過ごしでしょうか。
平成28年年明けは、遠州の空っ風もない、暖かくおだやかな日々が続づきましたが、1月15日(小正月)が過ぎた翌日から、全国的に一級の寒波到来でした。
静岡県東部の御殿場は大雪、そして関東地方も大雪と交通障害もあり大変でした。
昨日の寒さは、箱根は大雪で車が立ち往生したetc・・・ニュースを見て、驚きました正月明け頃の寒さを思い出されますね。三寒四温、まだまだ、油断はできないでしょうが。
3月に入り、川の土手には、つくしんぼがいっぱい首を長く伸ばし、春の息吹を感じ厳しい寒さは忘れます。
しかし絶対に忘れたくないことは、5年前の3月11日東日本大震災と、身近では市民病院駐車場を囲む春の桜の美しさと秋のまっかな紅葉です。
もうすぐ、ピンクのコブシの花が咲き、その後、ソメイヨシノ桜がピンクに染まります。
本当にきれいです。
何年か前に、子供達と写真を撮っていると、病院に受診に来たお爺さんが「この桜を見ただけで気分が晴れやかになったよ。病院も環境が大事だね」とつぶやいていたのを思い出します。
本当に、環境も医療の一つかな?と思いました。
個人的には、はらはら散り始めの雰囲気が好きです。    
皆さんの脳裏にも、新病院の計画が、着々と進み始めてるのでは? 桜並木はどうなるのか?
あと何年、きれいな桜が観れるのか?と思われませんか。
 
さくらんぼ園からながめると、桜の木がもっともっとこの場所で咲きたいと訴えてるように感じられます。
新しい病院が出来ることも嬉しいですが、桜並木のきれいな桜花は、ずっと良き思い出としていたいですね。  
園児とたくさん、写真をとっておこうと思います。

うさぎ組の5歳児は、平成28年4月からの就学準備に入り、昨年の暮れから、個別の指導に入っていましたが、2月末からは、交代で小さい子供達のお世話を始めました。
午前と午後のおやつ 昼食の介添え 午睡の着替え など、0・1・2歳児の事をお世話してくれています。みんな、やさしいおねいさん・おにいさんぶりを発揮しています。
5人の就学児童は、小学校の準備も進み、気持ちは4月からの新生活に向かっているようです。


先日、一年先輩の岩嶋亮介君から、お手紙を戴きました。
藤枝市立青島北小学校一年国語の授業で「お手紙を書こう」との課題でした。
しっかり、またはっきりした字で、文章も上手に書けていました。
早速、さくらんぼ園からも、学校担任と岩嶋亮介くんにお礼の手紙を返しました。
成長した姿と頑張りが目に浮かびます。また、数日後には、本人が妹弟のお迎え時に
「園長先生、こんにちは」と元気な姿を見せてくれたのも嬉しかったです。

岩嶋くんからのおてがみです(本人とママからは許可をいただきました)


机上で、思い思いの積み木遊びや型あわせとボタンはめ、そしてマグネットあそびを楽しんでいる0・1・2歳児の子供達。


3月3日はひな祭りと誕生会
つるし雛はあひる組  段飾りはりすとうさぎ組、ひよこ組は、自分の足がおびなとめびなの着物になって、アイデアいっぱいのお雛様でした。
担当の保育士が、はらぺこ青虫の影絵を演じてくれました。とても綺麗で子供達は大喜びでした。その日は、近所のおばあさんが前の鈴木さんに来たけどお留守で困っていたので、鈴木さんが「お帰りになるまで保育園にどうぞ?」とお誘いして一緒に見てくれました。おばあさんは「思いがけずに、たのしく見せてもらい、こどもの様子もしれて嬉しかった」と喜んでお帰りになりました。
お雛様は、お家にもちかえりましたので飾ってください。(島田市は、月遅れの4月がひなまつりですからそれまではお家で飾ってください)


3月10日お別れバス遠足
うさぎ組(3~5歳児)の東海大学海洋博物館への遠足は、インフルエンザ流行ピークの為に実施できなく残念でしたが、1歳児~就学時までのバス遠足は、前日が雨にて、目的地の変更はありましたが、大型バス一台に43名と職員10名で、掛川花鳥園に行って来ました。0歳児のひよこ組と先生はお留守番です。
花鳥園は、ベトナムからの観光客の若い方もいらして、さくらんぼ園児が縦に繋がって歩くのがめずらしいのか、話しかけられたり(すばらしい日本語でした)写真に撮られたりしました。静岡空港に降り立つのでしょうね。
園内は、さくらんぼ園の他にも親子バス遠足の園や大人の団体などが、大勢来園して賑やかでした。
10:30からのバードショウを見学。その後は、メキシコ〇〇インコ(?)がハスの花が咲く大型水槽の上を群集で飛びかうのを楽しみました。一斉に飛び交う様に大人も子供も歩みを止めて見入りました。黄色やみどり、赤の羽がきれいなインコでした。
ここで、クイズです。 皆様、オオムとインコの違いは、どこで見分けるか知っていますか。
知らない方は、花鳥園で聞いてください。「へぇー そこだけの違いなの?」と思いますよ。
写真を楽しんでください。


一年間交流保育でお友達になった第三保育園のお友達より、プレゼントを戴きました。
最後の交流保育時に、さくらんぼ園の子供達が、第一保育園と第三保育園のお友達に
「一年間、仲良くしてくれてありがとう」の手作りプレゼントをしました。
そのお返しに、第三保育園のおともだちより、素敵な贈り物がありました。
みんなで、「ありがとう」うれしいです。


ところで、昨年のクリスマスを思い出しました。
来園したサンタクロースは、子供達をだいだいだい好きなおじいさん?でした。
すごく明るく雰囲気も最高でしたね。(いつも静かな雰囲気のおじさんなので、職員はそのギャップにびっくりしました)
クリスマス会が終了後、子供達はホールで会食をしました。その時、子供達から「おもしろく、やさしいサンタクロースだったね」との感想も聞かれました。
サンタクロースもいろいろな個性があり、楽しいですね。